はじめに:オンライン完結型サービスでもGBP/MEOは活用すべきか?
文字起こしや翻訳サービスは、基本的にオンラインで完結する業種です。そのため、「Googleマップに表示されても意味がないのでは?」「MEO対策って飲食店や美容室のものでは?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、文字起こし・翻訳業でもGoogleビジネスプロフィール(GBP)やMEO対策を活用する価値は十分にあります。ただし、活用の“目的”と“役割”を正しく理解したうえで運用することが重要です。
本記事では、文字起こし・翻訳サービスの事業者がGBPとMEOをどう活用すべきか、そのメリットや導線設計、活用事例まで詳しく解説します。
MEO対策とは?GBPとの関係性を整理
MEO(Map Engine Optimization)は、「Googleマップ検索での最適化」を意味します。たとえば「広島 翻訳サービス」や「東京 文字起こし」などのキーワードで検索されたときに、自社のGBPが上位に表示されるように整備するのがMEO対策です。
GBP(Googleビジネスプロフィール)は、そのMEOの基盤となるアカウント。営業時間、所在地、サービス、口コミ、写真などを登録・管理することで、Google検索やGoogleマップに自社情報が表示されるようになります。
文字起こし・翻訳業におけるGBP活用のメリット
1. 社名検索時の第一印象を整える
オンラインで完結するサービスでも、「株式会社○○ 翻訳」や「○○文字起こし」で検索されることはあります。その際に公式サイトよりも先に表示されるのがGBPです。ここで情報が充実していれば、信頼感や安心感の醸成につながります。
2. 実在性の証明
ネット完結型の業種ほど、「この会社って本当に存在するの?」と疑問を持たれるもの。所在地や写真、代表者名、レビューなどが掲載されたGBPがあることで、事業の実在性が明確になり、信頼性が向上します。
3. 口コミによる信頼形成
すでに取引のあるクライアントからのレビューを獲得することで、サービスの品質や対応力を“第三者の声”として伝えることができます。これはSEOやSNSでは得にくい強力な信用材料となります。
GBP投稿の活用術:どんな内容を投稿すべきか?
1. 業務実績の紹介
- 医療系インタビュー文字起こし 納品完了(90分)
- 裁判記録翻訳対応 48時間以内に納品
このような事例を簡潔に紹介するだけでも、具体性と信頼性が高まります。
2. よくある質問・サービス説明
- 「納品形式は?」「価格は?」など、HPへの誘導につなげるFAQ形式の投稿
3. 導線設計:Webサイトや問い合わせページへのリンク
投稿にはURLも掲載できるため、資料請求ページやお問い合わせフォームへのリンクを活用しましょう。
MEO対策で注意すべき設定ポイント
1. ビジネスカテゴリの選定
「翻訳サービス」「編集者」「ビジネス サポート サービス」など、実態に合ったカテゴリを選ぶことで、Googleに業種を正確に認識してもらえます。
2. サービス提供エリアの記載
オフィスがない、または非公開の場合でも、サービス提供地域(例:全国対応、または主要都市名)を明記しましょう。
3. レビュー依頼の工夫
実際に利用した顧客に対して「ご満足いただけたら、Googleでのご評価をお願いします」と案内することで、着実に信頼を積み重ねることができます。
実際の導線構築例:GBP→Webサイト→成約
- 社名検索でGBPが表示
- 投稿に「詳しくはこちら→サービスページ」のURLを掲載
- Webサイトで価格表・実績・納品フローを確認
- お問い合わせ・見積もり依頼へ
このように、GBPは「サービスへの入り口」=“補助的な導線”として機能させることが重要です。
まとめ:文字起こし・翻訳業こそ、GBPは「信頼の箱」として活用すべき
MEOは“地図での集客”という意味では限界があるかもしれませんが、GBPは会社の存在を伝える名刺代わりの信頼装置として、十分に機能します。
文字起こしや翻訳といった専門性の高いサービスほど、実態の見えづらさや不安感を解消する情報発信が重要です。
その点で、Googleビジネスプロフィールは最小の手間で“安心感”を伝える非常に有効な手段。ぜひ自社に合わせた設計で活用してみてください。

コメント